妊娠線は赤ちゃんを生んだ証。でも本当はなるべく作りたくないし、できてしまっても消したいですよね。妊娠線は一度できると消えないともいわれています。
そんな妊娠線につける薬はあるのでしょうか?完全に予防できる薬や妊娠線をきれいに消す薬があったら嬉しいですよね。
そして妊娠線ができる兆候と言われるかゆみや、できたばかり妊娠線の痛み。つける薬はあるのでしょうか。
妊娠線を予防したり妊娠線を消す薬はある?

妊娠線につける薬はある?
残念ながら現在のところ、妊娠線を完全に予防したり妊娠線を消したりする薬はありません。
断裂した真皮を元通りにする薬はなく、そのため、妊娠線ができると消えないともいわれています。
ただ、薬ではなくても妊娠線の予防や除去に効果があると言われているクリームやオイルはあります。
妊娠線の原因であるコラーゲンの断裂を起こしにくくする成分や、できてしまった妊娠線にはコラーゲンの再構築をサポートする成分が入ったクリームやオイルが販売されています。
もちろん、このような妊娠線予防やアフターケアのクリームを塗っていても、妊娠線はできてしまうことはありますし、完全になかったことかのように消すのは難しいと言われています。
有効だと言われている成分を使い、妊娠線をできにくくしたり、薄くして目立たたせなくさせることは可能です。
妊娠線がかゆい時、痛い時はお薬を

妊娠線のかゆみ・痛み
妊娠してお腹が大きくなると、皮膚が引っ張られたりホルモンバランスの影響でお腹がかゆくなることがあります。
大きくなったお腹がかゆくなると「妊娠線ができる時」、ともいわれていますが、お腹がかゆくなった時は、ボリボリ掻いてしまわないよう注意が必要です。
掻いてしまうと妊娠線ができてしまう可能性があります。
お腹がかゆくなった時はなるべく保湿を心がけ、皮膚科やかかりつけの産婦人科で相談しましょう。妊娠中に肌がかゆくなる方は多いので、そう珍しいことではありません。
ヒルドロイドやステロイド剤の軟膏、かゆみ止めなどを処方してもらえます。
ステロイドも医師の指示に従って使っていれば怖いことはないので、かゆみは我慢せずに診てもらうことをおすすめします。
市販のかゆみ止めは使わないようにしましょう。
妊娠線ができてしまっていたい場合も同様にかかりつけの産婦人科医に相談しましょう。もし皮膚科に行く必要があればその時にそう伝えられるはずです。
処方された薬を使いながら、日々の保湿を忘れないようにしてくださいね。乾燥するとかゆみや妊娠線がひどくなってしまう可能性があります。