妊娠線予防クリームは非常に保湿力が高く作られています。とってもこっくりしたテキスチャー、全身にも使いたいけど大丈夫?そして産後のボディ保湿用としても使えるのでしょうか?妊娠線予防クリームやオイルの成分や種類によっても変わってきます。詳しく見ていきましょう。
妊娠中であれば積極的に全身保湿を!

妊娠線予防クリームは全身に使える?
妊娠中は積極的に妊娠線予防クリームやオイルで体中を保湿していきたい時期です。
どんどん使ってどんどん保湿しましょう!
特に妊娠中期からはつわりも収まり食欲も出てくる頃です。妊娠線や肉割れの原因である急激な体重増加が新派視される時期。
この頃に大切なのは、栄養バランスのとれた食事や適度な運動やもちろんのこと、急激な体型の変化にも対応できる弾力性のある肌作りです。
妊娠線は皮膚の伸びに真皮がついていけなくなったことが原因でできる傷です。
伸びについていければ、断裂することもなく傷もできません。
妊娠線はお腹だけではなく、全身にできます。妊娠線ができる場所についてはこちらはをご参照ください。
>>妊娠線ができやすい場所はここ!
こんなところにも妊娠線ができるの??というところに出現したりしてしまいます。そんなことを防ぐため、妊娠中はしっかりと弾力性のある肌を作っておく必要があります。
妊娠線予防クリームやオイルは全身に使うことを前提として作られているので心配することは何もありません。
積極的に使って妊娠線を予防しましょう!
産後は乾燥対策と引締め効果あり

産後も活用
妊娠中に使っていた妊娠線クリームがまだ残っているというママも多いと思います。
妊娠線予防クリームは産後も使うことを想定して作られている場合がほとんどなので、ためらうことなく使ってください!
産後はまだまだホルモンバランスが不安定な時期で、産後ゆっくり、半年から1年ほどかけてゆっくりと体は元の状態へと戻っていきます。
肌もまだまだ敏感な時。出産後、そんなに劇的に前の体に戻ったと感じることはほとんどないと思います。
市販のボディークリームではまだ刺激が強いかもしれません。まだ妊娠線予防クリームがあるようであれば、低刺激に作られている場合が多いと思いますので、引き続き使っていってくださいね。
高い保湿力や、肌のめぐりをよくする成分などが配合されているものもあるので、産後のお腹を引き締めていく効果も期待できます。
妊娠線ができてしまった場合も、大切なのは保湿して肌の代謝を上げることですので、引き続き妊娠線予防のクリームやオイルでケアをしていきましょう。
できてしまった妊娠線が気になる場合、できてしまった妊娠線用のアフターケアのクリームもあるので、使い終わったらそちらに切り替えても良いですね。
産後も体の保湿は大切です。赤ちゃんのお世話で忙しい時ですが、ママ自身の体もしっかりケアしてあげてくださいね。
赤ちゃんに使う時は注意が必要

赤ちゃんの保湿
産後はいろいろとばたばたしてしまうので、保湿クリームも赤ちゃんと一緒のものを使えば手間が省けますよね。実際、妊娠線予防クリームには産後も赤ちゃんと一緒に使えるものがあります。
一緒に使えるものはぜひ一緒に使って親子でしっかり保湿対策しましょう。
赤ちゃんの肌は保湿が必要
赤ちゃんの肌の薄さは大人の半分しかないので、肌のバリア機能が万全ではありません。
保湿して肌のバリア機能を上げていくことで、かぶれやアトピー症などの肌トラブルを起こすリスクも少なくなってきます。
生後すぐに保湿ケアを始めるか始めないかでは、アトピー症になる確率も変わってくるという研究の結果もあります。
赤ちゃんの肌はすべすべしていてみずみずしいので、保湿しなくても大丈夫かな?と思ってしまうかもしれませんが、実は保湿はとても大切。
生後間もない時にどれだけしっかり肌のバリア機能を補って保湿してあげるかで、その後の肌の強さや肌トラブルを起こす可能性が変わってきます。
赤ちゃんの肌は薄くて敏感
赤ちゃんの肌はまだ薄くて未熟です。保湿は大切ですが、何で保湿するかというのもとても大切。
できれば赤ちゃん専用の低刺激のクリームで保湿してあげたいですね。
妊娠線予防クリームやオイルには「産後にママと赤ちゃん一緒に使えます」というものがあります。
この場合、親子のスキンシップにもなりますので、ぜひ一緒に使いましょう。
妊娠線予防のオイルは特に、全成分植物性で低刺激で作られているものが多くあります。特にオーガニック成分が配合されているオイルなどは産後も赤ちゃんと一緒に使えるものが多いです。
産後、赤ちゃんと一緒に使う前提で作られているクリームやオイルは積極的に活用していきましょう。
ただ、ひとつ注意しておきたいことがあります。
妊娠線予防クリームには、妊娠線を予防するために美容成分が多く含まれていることがあります。
これは妊娠線を予防するためで、ママのお腹や体にとっては弾力性のある肌を作るために必要な成分です。
ところが、このような成分は赤ちゃんには必要ありません。
特に「産後赤ちゃんと使える」という表記がない妊娠線クリームに関しては、赤ちゃんには使わず、産後のママの引き締め&保湿用として使うのがよいでしょう。