妊娠中たくさんできてしまったシミ。なぜ妊娠するとシミができやすくなってしまうのでしょうか。原因と改善方法を見ていきましょう。
目次
妊娠中にできたシミは消えないこともある

妊娠中のシミは消えないこともある
肌を守るために効果を発揮するエストロゲンがメラニン色素を発生させてシミになります。
妊娠中に出来るシミは「妊娠性肝斑(にんしんせいかんぱん)」と言います。妊娠中は女性ホルモンの分泌が活発化しシミが出来やすくなります。
一時的なもので産後ホルモンバランスが整うとシミが消える方がほとんどですが、油断をしてはいけません。
シミがすっかり消えた方もいれば、全く消えることなく居座り続けるシミもいます。
その違いは妊娠中のケアに関係していると言われています。
ホルモンバランスの変化が著しいときに紫外線など肌のダメージを受けてしまうことがあった方はシミが消えないこともあります。
紫外線ケアは当たり前の時代
紫外線対策をすることは当たり前になり、若い頃からしっかりとケアをするように何度も聞かされたのではないでしょうか。
今では赤ちゃん用の日焼け止めが販売されていることもあり、赤ちゃんの頃から日焼け対策をすることを推奨されています。
肌に刺激を与えてしまうので外出する際には必ず塗った方がいいと言われてます。
対策をしていないと歳をとった時に後悔しないように・・・と日焼け止めを徹底的に毎日塗ろうとしますが、つい忘れてしまったり、面倒くさくなってしまうこともあり、怠ってしまう方も多いのではないでしょうか。
妊娠中の肌は紫外線にとっても敏感なので、一日でも怠ってしまうとシミになってしまいます。ホルモン分泌が普段と変わるのり、シミができやすい状態ですので、しっかり紫外線対策はするようにしてくださいね。
使っている日焼け止めの見直しをしよう

日焼け止めを見直そう
日焼け止めの種類はたくさんありますが、妊娠中はお肌が敏感なのでウォータープルーフタイプの日焼け止めは肌に負担が強いです。
プールや海などいく場合、洗い流されないようにウォータープルーフタイプの日焼け止めを使う方がいいですが、お出かけが終わった後はしっかりと洗い流すことを忘れないでください。
ウォータープルーフタイプの日焼け止めはボディーソープや石けんだけでは落としきれないことが多いです。
専用の日焼け止め落としを用意しておくといいですね。いずれも肌に負担が増えてしまうので、気をつけると良いでしょう。
そしてSPFの数値は50よりも20ぐらいに抑えるといいでしょう。
SPFは強い方がいいんじゃないの?と思いますが、その分肌への負担は大きいのです。SPF20の日焼け止めをこまめに塗り直すといいでしょう。
今はスプレータイプのものがありますので、気付いた時にさっと塗り直しができるといいですね。いずれも水や石けんで洗い流せるタイプのものを選ぶようにしましょう。
一年前に使っていた日焼け止めは使うのをやめよう
去年使っていた日焼け止めがまだたくさん残ってるからといって、今年も使用するのはやめた方がいいです。
防腐剤が入ってるもの関しては使用期限は長いのですが、妊娠中の肌にはあまりよくありません。
防腐剤無添加のもの使用すると妊娠中は安心です。
無添加のものだと使用期限は少なくなるのですが、お湯で洗い流せるタイプが多く肌に優しいです。なるべく肌に負担が少ないものを選ぶと良いでしょう。
その他の紫外線対策

紫外線対策をしよう!
日傘をさして紫外線が直接肌にあたらないようにしたり、長袖を着たりしましょう。
肌を紫外線から隠すのが一番安心ですね。そしてサングラスもかけると効果的です。
目で紫外線を直接みると日焼けをしてしまうとも言われてますので、サングラスで目の日焼け対策も必須です。
サングラスはおしゃれなものがたくさんあるので楽しみながら対策できるので良いですね。
ビタミンCを摂取しよう

ビタミンCを摂取しよう!
シミに効果があり、女性にとってはうれしいコラーゲンを作るのにも必要な栄養のビタミンCを積極的に取り入れましょう。
赤ピーマン、黄ピーマン、アセロラ、レモン、キウイ、いちご、ブロッコリーなどがあります。
一度に摂取してしまうとすぐに排出されてしまうので三食に分散させてしっかりととるようにするといいでしょう。
身体の赤ちゃんのためにも、なるべく食べ物から摂取できるといいですね。
葉酸も取り入れよう

葉酸を摂取しよう!
妊婦さんには必須となる栄養の葉酸は紫外線対策にも効果的です。
食材からだと、枝豆やほうれん草、小松菜、昆布などから摂取することが出来ます。
手軽にとれる方法として今や妊婦さん用の葉酸サプリもたくさんあります。摂取し過ぎには注意が必要ですが、厚生労働省からも推奨されています。
お腹の中の赤ちゃんの発育のためにも、日焼け対策でも取り入れるといいでしょう!
いずれも妊娠中のホルモンバランスの影響で出来やすくなってしまうシミですが、しっかりとケアを行うことで、産後次第になくなっていくことがほとんどです。
あまり気に留めすぎず気を楽にしてケアができるといいですね。
産後は赤ちゃんのお世話などで忙しい日々が続きますが、今悩んでいるシミに笑っておさらばできるように対策を頑張りましょう。